きもの日記。令和元年8月19日。もはや病気…。

きもの日記

着物が爆発的に増殖している…。

由々しき事態である。

ついに先日、半幅帯を収納していたケースは溢れ、

着物に至っては、とうの昔に溢れ出して屋根裏に山積みになっている。

なんでこんなに沼にどっぷりはまり込んでしまったのかを考察してみた。

もともと掘り出し物を探すのが好き

私が小学生だった、90年代中期。

まだリサイクルショップもなければ、インターネットも普及してない時代。

秋になると、市民会館のところでバザーが開かれた。

フリーマーケットという呼び名ですらない。

バザー!

そこでは各自持ち寄られた古着が、ブルーシートの上にドサっと山積みになっていた。

大体100円〜数百円。

母と私は、そこを丹念にチェックして、

リーバイスのジーパンがあったよ!

とか、クラークスのデザートブーツ!!

なんて、興奮しながら買い物をした。

物持ちの良い(貧乏性ともいう)家庭だったので、物置も、私にとっては宝の山だった。

叔母が着てたらしい、かなり細身(昔の服は袖ぐりが狭い!)のチェック柄のダッフルコート。

母が着てた、タータンチェックのヒップハングのミニスカート。

90年代、ちょうど60年代〜70年代の服がリバイバルブーム。

なので、元ネタである、レトロな当時の服に夢中になった。

メイクも当時のような細眉ブームだったよね。

中学生くらいになると、フリマが一般化してきて、しょっちゅう家族で行っていた。

高校生になって、バイトできるようになっても、いわゆる原宿ブランドものは高かったし、数百円で可愛いものが買える喜びが刷り込まれてたので、

こんどはそーゆーブランドを掘り出すのにも夢中になった。

2000年ごろ。

今みたいな大手のリサイクルショップではなく、なんだか怪しげな、古道具とか、古着とか売ってる店が増えた。

寂れたスーパーの一角とかが、私の地元ではそんな店になった。

そーゆー店は、あやしげなおっちゃんが売ってたので、値段はいい加減だった。

私と母は足繁く通い、そこでも掘り出し物をよく見つけた。

古道具とか、昭和レトロなものが好きなのって、そこでそーゆーのをたくさんみてたからだと思う。

そして着物沼の今

そんな思春期を経て、あっという間に30代の今現在。

リサイクルショップに行けばいつでも漁れて、

携帯アプリでも買い物が出来る。

ヤフオク、メルカリ、ラクマ…選択肢はたくさんある。

そして着物は、値段がピンキリ!

値段のつけ方もさまざまだし、他の人にとっては古くて汚い着物でも、私にとってはめちゃめちゃ可愛い掘り出し物。だったりする。

そして、元々は各家庭で普通に着られていた服。

いろんな時代の、いろんなデザインがある。

同じものって滅多にない。

つまり、一期一会であり、

値段もめちゃめちゃ安かったりする。

私が好きな昭和レトロなウール着物なんて、多分金銭価値は低いので、ほぼ投げ売り状態。

小穴はあいてるけどさ。大抵。

古着LOVEでずっと生きてきたから、ちょっとの汚れとか穴とか気になんないし、

それよりも、

かわいいー!!レア!!!安い!!!!

の魔力の方が上なのだ。

変な柄とか、デザインに弱いし、

古いものほど興奮するし、

心の中の二瓶鉄造(ゴールデンカムイ)が、

勃起!勃起!!

と騒ぎ立てる。

アドレナリンが出ちゃうのだ。

だからって言ってもね。

この二日間でこれはマズイ…。

自分用着物6着。先生にプレゼント1着(だって紬が¥500!)

七五三用アンティーク着物2着(だって¥200だったんだもん)

帯4本…。

だって、だってだって、

可愛かったんだもん!!!

値段も一番高くて¥580だもん。

銘仙だったんだもん。(多分…確証はないけど、袖も長めだったし古いものではある。と思う)

可愛い色の紗だったんだもん。(裂けてたけど。すこし。)

病気だな…

しばらく、リサイクルショップに近づかないように気をつけます…。

買った紗も着たいけど、

早く袷の時期にならないかな〜。

涼しくならないかな〜。

なんて思い始めました。(買ったやつ早く着たい)

まずは、8月中に夏着物着たおします!!!

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