今ブログ書こうとしてびっくりした。最後の投稿が昨年6月ではないか!
月毎のコーデまとめはやっていたつもりだったけど、どうやら気のせいだったらしい。(多分Xに一覧の写真載せて、あとはショート動画にして満足していた模様)
お久しぶりです。着物沼のじぞうです。
最近は、わりと普通に着物を着ている。と思う。
洋ミックスもあんまりしないし、足元も下駄が草履だし(脱ぎ履きが楽という理由)。
スッキリした着こなしにしたくて、衿もほぼ白半衿になった。ただし真っ白白じゃないやつね。
そんなこんなで、コーデ記録もあんまり変わり映えがしないので、古書から学んだことなどを綴っていこうかと思う。
昭和45年「帯結び200種」婦人画報社より
お客様より譲っていただいた本がとても面白かった。

今日はこの奥にある本「帯結び200種」より。
あまりに面白かったので、Xで呟いたら存外いろんな方が見てくださった。
年代別の留袖着付け

柄ゆきだけで、年代はなんとなくわかるけれども、着付け方も実は少し違ってます。



ざっくりまとめると、
・帯の位置(若いと高い)
・お太鼓の高さ(つまり帯枕の高さ/こちらも若い方が高い)
・帯揚げの出し加減(若い方が出す)
・帯幅(若い方が幅を出す)
・帯締めの位置(若い方が高い)
・着物の着丈(若い方が長い)
・比翼の出し加減(若い方は出さない)
・衿合わせ(若い方は詰め気味)
・お太鼓は年配は小さめ、若い方は角張った感じ
などがポイントになってくる。
感想と現代着付けとの違い
後ろ姿を見ると、お太鼓のタレが右上がりになっている。
これは現代ではあまり見られない。
総じて、現代の着付けは昭和45年においての若い人向けの着付けになってきているんじゃないかなあと私は思う。
わたしが婚礼の現場で教わったこととして、おおむね似たような事は意識をしていたけれど(年配の方や粋な感じの方は帯を低めにしたり、衿合わせもやや鋭角にする、年配の方は帯締めは低めに、帯揚げは出さないなど)
「SNS映え」および、見た目年齢が若返っている今としては なんとなく昭和45年においての若い方向けの着付けにした方が喜ばれる気がするし、しっくりくるのではないかと思う。
お太鼓斜めにするのは、今はなかなか攻めてるような感じの印象になるんじゃないかと思う。(もしくは着崩れていると思われる)
比翼を若い方は控えめにするのは知らなかった。
これも、出てないとなんとなく現代だと注意されそうな気もする。
たまに、「長襦袢がはみ出てる!」
とお叱りを受けることもあって、
その場合大概が比翼で、
経年劣化で表の布と伸縮率が違っているからどうやって着付けをしてもやたらはみ出てくる比翼。だったりする。
この場合は着付け時に気づいてご説明するのが一番平穏な気がする。
あとは長襦袢がそもそもサイズ合ってない。とかね。
衣紋は…。
現代だとがある程度抜いている方が好まれそうですね。抜き過ぎは良くないですが。
低めのシニヨンが流行っているのもあると思う(詰めちゃうと衿とシニヨンがぶつかって崩れる)
お客様からのクレームを何よりも嫌がる婚礼の現場においては、お客様の脳内のイメージに合わせる方が最優先となる気がする。
もちろん、あまりにも認識が常識的に逸脱していたら、やんわりと、それはあんまりやらない方が良いですよ。とお伝えするのも大事なのだが、「SNSなどでお客様が目にしている世界に近い仕上がり」というのが理想像になりやすいんじゃないかって思う。
年代別で、着付け方が微妙に違うことはあまり知られていない。のではないかと思う。
本来は、体型や年令、立場によって柔軟に似合わせが出来るのが着物の良さなのだが 普段着物を着ない、着姿を目にすることもない昨今だとなかなかその良さは知られていないのかもしれない。
なので、同じ留袖着付けでも色々あってですね。って言うのを 細々とでも伝えていけたら良いのかなあと思った。
留袖や式服についての研究、まだ少し続きます。


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