帯結び徹底解説☆名古屋帯でお太鼓結び

着付けのやり方

こんにちは。着物沼の住人、じぞうです。

帯結び…、着物を着る時に1番難しそうに思える帯結び。

慣れてしまえばなんてことないのですが、はじめはちんぷんかんぷん。

なるべくわかりやすいように説明していこうと思います。

着物の着付け方、前回まではこちら。

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名古屋帯でのお太鼓結び(一重太鼓)

お太鼓結びとは?

江戸末期に、深川の芸者さんが 亀戸天神の太鼓橋の完成記念のお祭りの時に結んだ帯結びが、太鼓橋に似ていたと言うことで名付けられ、その後大流行した結び方。らしいです。

それまでは帯締めなどのひもを使って帯をしめることはしていなかったそう。

今だと帯締めをするのは当たり前のようになっているので不思議ですね。

実際に一般に浸透したのは明治末期と言われています。意外と新しいな。

結婚式などでは袋帯で二重太鼓に締めます。名古屋帯だと、一重太鼓にするのが一般的です。

名古屋帯のお太鼓

必要なもの

  • 名古屋帯
  • 帯枕
  • 仮ひも1〜2本
  • 帯揚げ
  • 帯締め

結び方

※鏡で見た時に同じになるように左右反転しています。

やりやすいように、前結びで解説しています。

帯を締める前に、衿が崩れてないかもう一度確認します。

輪が下!

着物を着る時は、輪が下になります。(芸妓さんの帯結びは違うらしい…)

基本的には補正のタオル、帯揚げ、帯も輪が下です。

ベルト付きの帯板をつけたい時はこの時点でつけておきます。

名古屋帯の折ってある方が手先になります。

60センチくらいかな。手幅で3つ分くらいを手先とします。

右肩に手先を預けます。

私が教わったこのやり方は時計回りに巻きますが、関西などでは逆回転するそうです。逆に巻くので、手先も右側が出ます。

地域柄なんですね〜。

さて、この巻き方だと輪が首の近くに来ます。開いてる方が肩です。

大体肩に引っ掛けて、お腹のあたりで折ると計らなくても60センチくらいになります。

このまま自分が時計回りにぐるっと回転すると帯が巻けます。

一周したら一度引き締めて、

帯板を入れる人はここで入れます。

普段は帯板入れない派…

帯板は、前結びするので背中側に入れます。

なんでこんな顔してるんだろう…?

ふた巻きしたら、折り上げて

しっかりと締めます。仮紐をかけるとすこし緩むのでしっかりと。

仮紐登場。

仮紐は、なんでもいいのですが、モスリンとか木綿よりは化繊の紐の方が滑るので最後に外しやすいです。

後ろで蝶々に結びます。

結んだら、もう一度引いて締めておきます。

手先はちょっと出番がないので、下に下げておくか、邪魔だったらクリップや洗濯バサミで背中に留めておきます。

タレを広げます。

さて、どこの柄をメインにしましょう?

お太鼓結びは、どこの柄を出すのかでもイメージが変わります。

写真の真ん中あたりの、人が橋を渡っているところを今回はメインにします。

帯枕の登場です。

私は普段はラクさ重視なので、いらないタイツにスポンジを突っ込んだものを枕にしていますが、写真映えしないので今回は普通の枕を使ってます。

スポンジ枕、良いよ。疲れないし。

さて、枕を取り出したら、

先程決めたメイン柄の部分の裏側に枕を当てます。

出したい柄の上部に枕がきます。

横から見た図

手でチョップするようにして、枕を当てたところと折り上げて仮紐をかけたところの間を下に折り込みます。ここはいらない部分です。

しっかり下げて平らにしておくことで枕を乗せやすくなります。

そのままお太鼓部分を乗せていきます。

枕が滑り落ちないように、胴に巻いた部分の上に引っ掛けるように乗っけます。

枕の紐を後ろでとりあえず蝶々結びにしておきます。

後ろで結びと縦結びになりがちな私…

わかりやすいように、タレをめくっています。

帯枕に、帯揚げをかぶせます。

帯揚げの真ん中を帯枕にあてて、上と下を押し込む感じにしてかぶせます。

帯揚げの端も、とりあえず後ろに回して仮に結んでおきます。

後ろは後回しなのだ。

枕が落ちないように、枕の下のもたつき部分を枕の下に押し込みます。

無理して入れなくても…。できる範囲で!

お太鼓のタレの位置を決めます。

帯の下線から、指一本くらいが目安です。

私は背が高くないので、あんまりお太鼓も大きくない方がバランスが良い気がします。

好みもありますね。

タレ線を決めたら、仮紐をかけてしまうとズレにくいので楽ちんです。

この辺かな。

タレ線の位置を決めたら、お太鼓の大きさを決めます。たるまないようにしっかり巻き上げる感じにしていきます。

お太鼓の中に手を入れて、平らにピタッとなるように上に向かって撫であげます。

ピタッとしたら、やっと放置していた手先の出番です。

お待たせ!手先。

先程手を入れていた部分に手先を通します。

手先がねじれてないか、確認してください。輪が下です。

お太鼓の表面から数えて、1枚目に入れるので
一重太鼓。2枚目に入れると二重太鼓。

タレ線が斜めにずれたり、お太鼓がたるまないように、しっかりと押さえながら差し込みます。

すこしはみ出るくらいまで差し込みます。

はみ出し幅は2センチくらい。もし、手先が短かったら無理に右側をはみ出させないでも大丈夫。かわりに反対側を2センチくらい出します。

右側が決まったら、左側です。こちらはきっちりお太鼓の幅で内側に折り込みます。

もし、右側をはみ出させてない場合は、2センチくらいはみ出した位置でしっかりと折り込みます。

ピシッと折ったよ!

帯締めで固定します。

絶対ずれないように気をつけて…

しっかりと手で押さえながら帯締めを通して、一旦仮結びでしっかりと結んでおきます。蝶々で大丈夫。

うしろはまだぐちゃぐちゃ。

ぐるっと帯を回します。

ここまでできれば、ほぼ完成。お太鼓の形はできています。帯揚げと帯締めを結び直して出来上がりです。

注意深く、そして大胆に(?)帯を回します。

ガシッと掴むよ。

帯は必ず時計回りに回します!!

反対に回すと衿がぐちゃぐちゃになります。

大事なのでもう一度言いますね。

帯は時計回り!つまり右脇の方に向かって回しますよ〜

脇の下を通る時がちょっとスリリング…

無事に後ろまで回ったら、少しだけ余計に回して戻すようにすると、衿がよれてしまっても戻ります。

回ったー!衿も無事だよ!!

帯揚げに入る前に、枕を締めなおします。

帯枕の紐を外します。ゆるまないようにしっかり引っ張っててね。

帯枕が緩むとお太鼓が崩れるのでしっかりと締めます。

結び方は蝶々でも片蝶結びでも。みぞおちよりすこし右にずれたあたりに結び目を作ってしまい込むようにすると 着物の衿が重なって厚みがある部分なので苦しくなりにくいです。

結んだ後に、必ず左右をそれぞれ上に引っ張って緩めておくと良いですよ。

背中側がフィットして、前には紐の緩みがくるので楽です。

ここまでできたら帯揚げ、帯締めを整えていきます。

鏡像じゃない写真でまとめ

  1. 手先を肩に預けてふた巻きする。
  2. 仮紐でおさえる。
  3. お太鼓の柄を決めて枕をかける
  4. 帯揚げをかける
  5. お太鼓の下線を決める
  6. お太鼓の形を作る
  7. 手先をしまう
  8. 帯締めを締める
  9. 前に回して枕の紐、帯揚げ帯締めを締め直す
  10. 完成

長くなってしまったので、帯揚げ帯締めは別記事で解説します〜!!

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