きもの日記 令和元年6月2日 留袖LOVER

きもの日記

令和元年6月2日

私は黒留袖が好きだ。

ふだん着物のサイトを始めたくせに、何を言っていやがる。と、お思いでしょうが…。

もともとは、全然興味なかったし、

どれも同じなんじゃないの???

親族の結婚式くらいしか着られないし、あんまり私には必要ないよね。

と思ってた。

でも、毎週毎週、週末に、結婚式場でお客様の留袖をみるようになってすっかり考えを改めた。

それを楽しみに仕事に行くと言ってもいい。

まあ、大体のレンタルは万人受けするような花柄とか、鞠がかいてあったり、鶴とかおしどりとかなんだけどね。

興味がなくても、たくさんの留袖をみているうちに、

かわいい!!

と思えるものが出てきて、

大体の自分の好みも分かるようになった。

動物柄や、ちょっとサイケな色遣いのもの、人物が入っているものに弱い。

大体のお母様は、

お嫁入りの時のものだから、古くて恥ずかしい!!

とおっしゃる。

私からみると、

それくらい前(大体30年以上前のもの)の方が色遣いが好みのものが多いので、

お世辞ではなく、かなり本気で、

そんな事ないですよ!!色遣いとか、本当に素敵ですよ。と思うし、そう言う。

なんていうか、

夢見る色

っていうか、中間色が綺麗なんだよねえ…。

特に淡いパープルとピンクが。

そして、デザインも斬新だったりする。

寿

と一文字大きく染め抜いてあったり(それはむちゃくちゃ変わってる!と思った)

孔雀の羽のような柄と、どことなく南洋っぽい葉っぱのデザインで、色味もサイケデリックだったり。(勝手に私の中でベストワン)

ちなみに、祖母の留袖(我が家にはそれしか無かった)は、風景画で、

川岸の絵と、遠くに山とか家があるような感じ。

勝手に、

鬼怒川と筑波山

という事にした。(私の実家は鬼怒川沿いで、親戚からは、河岸の家と呼ばれてる)

色味が寒色系で、かなり渋めだ。

ちょっと不服だったが、妹の結婚式にはそれを着用した。

さて、そんな、気づいたら留袖LOVERになっていた私。

先日、土浦のちゃくちゃくちゃく というリサイクルショップに行ったら、

運命の留袖を見つけた。

しかも2着!!

前々から、

こいつらの存在は気になっていた。

この、よく着物の柄に出てくる謎の子供達…。

御所人形というらしい。(さっき知った)

中国系の子供達は 唐子と呼ぶようだ。

この童シリーズ、なんとも言えないシュールさが好きだ。

帯ではたまに見るけど、

留袖に持ってきた大胆さにすっかりやられてしまった。

しかも、宝船みたいなのをみんなで引いてるよ…。

か、かわいい…。

鶴柄は、

本当によくある。

鳥柄にはよわいから、どれをみてもかわいい気はする。

でも、この潔さ!!!

シンプルイズベスト過ぎる。

花柄とかいらん!!鶴!!鶴だけでいい!!!

そんな図案家の方の叫びが聞こえてくる…(幻聴??)

そして、たまたまなのか、ペアで入荷したのか不明だが、これまた鶴尽くしの袋帯。

たまにオーロラ色の鶴がいるところもいい。

基本的には、親族の結婚式くらいしか着ていける場所がないくらい、一番格の高い着物だ。留袖って。

イブニングドレス的な…。そんなドレス、フツーいらないよね。

格の高さ故に、着ていくシーンが滅多にないのだ。

でも!でもでも欲しい!!!

しかも、ちゃくちゃくちゃく、驚きの全品¥300!!!

これ全部買っても千円でお釣りがくる。

というわけで、先日お買い上げ。

このまましまってたら、ただのコレクションになっちゃうけど、

これからは無駄に留袖を着て、結婚式帰りの人を気取ろうかと思っている。

サングラスとかかけたいよね。

極妻気取りで街を歩きたい。

鶴の方は、赤い襦袢とか合わせてみたいなー。

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